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講師 柳澤 哲によるウォーキングブログ

ウォーキングトレーニングメニュー 初心者にも向いている「ビルドアップ」とは

このHPにも書いてますが

【ビルドアップ】
最初はゆっくり余裕のあるスピードでフォームを意識して歩き、徐々にスピードを上げていく
目的:スローペースからスピードゆっくり上げていくので、速いスピードでもフォームの崩れが少ない
例)15㎞ビルドアップ  25㎞ビルドアップ

競歩の場合では、フォームの悪い選手が、自分のフォームの課題を見つけ

それを修正しつつスピードを出すことを目的とした練習です。

そういう意味では、ランナーがおこなうビルドアップとはまた別の目的が

練習の中にはあります。

 

ここで大事なのは徐々にスピードを上げていくということです。

その際に、力任せに上げるのではなく

フォームを意識することによってスピードを上げる、ということです。

 

おそらく、あるスピードに達すると

「力任せになる」

という感覚でスピードの出している、いわゆる「スピード限界値」に達すると思います。

これ以上、スピードを出そうとすると、筋力だけに頼ってしまって

フォームの事が意識出来ない、と感じてればそれは「スピード限界値」です。

 

ウォーキングの場合、スピード限界値を超えても速くウォーキング出来ます。

フォームを崩して、ランニングのように身体を使えるからです。

まだスピードが出せるので、多くの方が「まだまだスピードが出せる」

と感じて、ついスピードを出してしまいますが、それだとあまり意味はありません。

 

それは、力任せのスピードだと長続きしないからです。

 

ビルドアップで力任せになってしまわないギリギリのスピードで

普段のウォーキングをすれば、そのスピードに慣れてくるので

もう一段、スピードが上がったとしてもフォームが崩れにくくなります。

 

自分の「スピード限界値」を知るためにも

ぜひ、やってみたいのが、この【ビルドアップ】なのです。

 

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