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ミヤジマ日本選手権への道②

それでは第2話です。ここでは僕が競歩を始めてから最初に伸び悩んで、それを克服するまでを書きます。

中学生時代から競歩に取り組んでいた僕は、もちろん高校に入ってから陸上部に入部。当時陸上部顧問だった先生に「競歩をやらせてください!」と言ったところ、「まずは走るのがいい、体力もついてないだろう」と言われました(^_^;)

それから約1ヶ月間、ランナーとして練習をしました。競歩をやりたいのになんで……という気持ちはあまりなく、むしろ中長距離の先輩達と一緒に練習できてめちゃくちゃ楽しかったのを覚えています\(^o^)/ 今思えば、先生は競歩で速くなることではなく、まずは部活に馴染んでほしかったんでしょうね(笑)

そして1ヶ月間経ったある日、いつも練習している競技場に向かうと……先生が僕のことを呼び出して、あるひ方に会わせてくれました。その方は市内の高校の先生で、競歩のインターハイ選手を育てたことがある競歩専門の方だったのです\(^o^)/

「この1ヶ月しっかり走ってきたし、宮島の頑張りは分かったから、競歩やっていいよ。この先生にしっかり教わるんだ」

それからは………ひたすらその高校の練習についていきました。中学から競歩には取り組んでいたのですが、本格的な練習は初めてでとにかく苦しかったです。が、やはり憧れていた競歩です。めちゃくちゃ楽しい。

そして迎えた最初の地区大会、インターハイ路線最初の大会です。僕の地区は県のなかでも一番レベルが高い県だったんですが……27’一桁くらいで、7位でした! 途中に3年生の先輩と競り合いながら、ラスト500mでスパートをかけてのゴールだったので、嬉しくてゴールするときにガッツポーズしてしまいました(笑)

ここからすっごく順調です!! 地区を抜けた僕は県大会に出場。その後の県選手権では入賞一歩手前ですっごく悔しかったのを覚えています!

秋は新人戦の季節。地区新人では25’ちょいで3位、県新人では24’50くらいで3位、北信越新人は24’30で8位でした。元旦競歩では、ジュニア選抜の標準の50’を狙いましたが、50’30くらいで切れず………この時期は雪で外が走れないため、体育館上の200mジョギングコースを駆使して練習してました(笑)

春は初めての全国大会! 全日本競歩輪島!! 10kmに出場して49’50くらいだったかな? ギリギリ神戸の標準をクリア!

……と、ここまではすごく順調でした。まだ技術も体力もなかったので、鍛えれば鍛えるほど速くなりました。

ところがその後の記録会で25’30くらいの結果……急に歩けなくなって、すごく不安になりました。しかしこれはただのスピード不足で、練習を少し変えたら直りました(笑)

地区大会では24’10くらい? 県大会では23’50! 北信越大会では23’40にまで伸びました!! インターハイを狙っていましたが6位で届かず……本当に悔しかったです。

大会後もすぐ、来年のインターハイに向けて頑張ろう!と思ってすごく練習しました。本当に、すごく練習しました。

そしてとても練習した状態で迎えた県選手権では………24’50。自己ベストから1分遅れました。

「暑かったし、しょうがない」

そう思うしかありませんでした。だって、すごく練習してきたので。

それからの夏休みは、スピード練習メインで頑張りました。

夏休み明けの力試し!と思って出た北陸選手権は……24’50。全く速くなっていませんでした。

そのときはマジでこの世の終わりかと思いました(笑) 思うように伸びなくなったのです。もう性格がダメなのかな?と思ってしまったくらいです。

どうすれば伸びるんだろう……と悩んでいましたが、北陸選手権の前に参加していた松本合宿で、大学生の選手がひたすら5’00/kmペースで練習していたのを思い出しました。その方は大学トップレベルの人だったのですが、そのペースだったので「?」と思っていました。

でも待てよ、ひょっとしてゆっくりしたペースで歩いた方があ余裕あるから長く歩けるししっかりしたフォームで歩けるんじゃね、と気付きました(^_^;)

それから練習を5’00/kmまで上げないようにしました。上げていいのは、体が動いてしまったときだけ。ひたすら、ペース管理にこだわりました。

そして迎えた北信越新人では……23’23のベストが出ました!!! やったね!!!

この頃から、タイムを管理する大事さを学びました(^_^;)

ちょっと長くなりましたが、競歩最初の挫折&復活についてはここまで。

次は高校で木っ端微塵に挫折して、そして大学で競歩を再開するまでを書きます(笑)

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