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圧巻のレース、大迫選手。井上選手に足らなかったもの。「世界に通用するレース」という言葉で間違ってはいけないこと

大迫選手のレースは圧巻でした。

 

失うものがない井上選手、第3の代表の座を逃すかもしれない大迫選手

試合までのモチベーションの維持は、大迫選手の方が

井上選手より大変だっと思います。

 

ハイペースとなった序盤。

その先頭集団につくか、つかないか?

難しかったと思います。

 

大迫選手と井上選手はつき、他の選手はハイペースにつくことはしませんでした

しかし、大迫選手は途中で先頭集団から離れて自分のリズムに「整え」ました

これが勝負の分岐点だったでしょう

 

自分の体と対話し、一回落ち着いたことで余力が生まれて

ペースアップができ、井上選手のグループに追いつくと

「チラッ」っと井上選手の表情を確認し、井上選手の表情に

苦しさに歪んでいるのをみて、一気にスパートをしました。

これは、勝負のセオリーです。

井上選手が粘ってグループに付いているときの心理は

「何とか粘ってペースを落としたく、ここでペースアップされたらもたない」

だから、一番井上選手がされたくないペースアップを大迫選手がしました、

結果、井上選手の心が折れました

 

もしここで、井上選手がキツい表情をしていなければ、

もう少し勝負は後半にもつれたかもしれません。

 

速さ、だけでなく、強さとクレバーさを

見せつけた、大迫選手の圧巻の走りでした。

 

井上選手は「クレバーさ」が足りなかったと思います。

あのハイペースに付いていけるのですから

決して、調子は悪くなかったと思います。

 

「一番速いグループについていくだけ」

彼のこの戦術はやはり間違っていたと思います。

 

たまに、「世界のレースを選考会からしないといけない!」

っというコメントをする方が、いたりヤフコメにもそういう言葉で

選手を擁護するコメントがあります。

 

個人的にあまり好きではありません。

戦略的ではないからです。

代表にならないことには、そもそも世界で戦うことはできません。

その前段で、世界で通用するレースをしようとして

日本代表になれないのは単なる実力不足です。

おそらく、世界でメダルを獲れる選手は、自国のレースでメダルを獲るレース

つまり、日本人の言う「世界で通用するレース」はしません

代表になれるための最低限のレースをして、疲労を残さずにピークを五輪にもっていくレースをします

 

マラソンは人気があるので、どうしてもそういう冷静な目で選手のレースを「評価」できない部分があります。

そういう意味では瀬古さんの、「大迫選手はすごい、それでもメダルは難しい」というコメントは

冷静なコメントでした。

 

井上選手は、やはり世界でメダルを獲るためのレースではなく

代表を獲るためのレースをすべきでした。

メダルを獲るためのレースはそれこそ本番ですれば良いのです。

 

代表を獲るためのレースをすれば、大迫選手との勝負は分からなかったと思います。

 

大学の後輩、でもある井上選手。

東京五輪は叶いませんでしたが、まずは国内選考を勝ち切り2024年五輪代表になること。

そこを冷静に目指すことが、大事だと思います。

 

世界に通用するレースを!っと言いながら代表にもなれない選手は

山ほどいます。

「世界で通用するレースした結果として代表になれなかった」

そんな言い訳は周りがしても選手自身がしてはいけないと思います。

結果がすべての世界で、言い訳にしかなりません。

 

五輪代表とは、そういう世界だと思います

 

 

 

 

 

 

 

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