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競歩の魅力

こんにちは。
大学生のカシュウといいます。
駅伝がものすごく強い大学の陸上部で端くれとして競歩をやってます。
今日は僕が個人的に思う競歩の一番の魅力を書きます。

僕が競歩に惚れたのは「歩く」という単純なはずの動作に特殊性が付加されている点です。
簡単に言うと、競歩のフォームはどんなに筋力がある人、持久力がある人、柔軟性がある人、であっても初めからできる人はほとんどいないということです。
僕はよく初心者に競歩を教える機会があるのですが、競歩のルールを説明して僕の歩きを見せて「では競歩で歩いてみてください」、と言っただけでは、大多数の人はルール通りに歩けないです。
もちろんコツを教えたり練習をやれば歩けるようになりますが。
ルールはたったの2つだけ、物を扱うわけでもない、のに体力に自信のある人でも最初は誰しもが苦戦してしまうのです。(初めから自転車に乗れないのと同じように。)
失格せずに歩ききれるだけでも「特技」といっていいのではないでしょうか(笑)

僕がよく使う例ですが、自分が100m走で日本一になったとします。
でもそれは確かに陸上界では一番速くても、日本中にはもしかしたら野球選手やサッカー選手で自分より速く走れる選手がいるかもしれない…
走り高跳びで優勝しても、もしかしたらバスケット選手やバレー選手でもっと高く飛べる人がいるかもしれない…
つまり、走・跳・投を専門としている選手だけが挑戦する大会で優勝した人を便宜的にその地域の一番と決めるのが陸上競技だと思います。
しかし競歩はどうでしょうか・・・
日本中には「速く歩ける人」はたくさんいたとしても、「競歩のルール」に限定するなら専門でやっている人しかできない動きですので(ましてや時速16kmのスピードで!!)、競歩の日本一は本当の意味での日本一といえそうです。

141年の歴史がある大学の学内記録を更新したとき、ふとそんなことを思いました。

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