BLOG

講師 柳澤 哲によるウォーキングブログ

【レポート②】テン6ウォーキングin駒沢公園

今回の「テン6ウォーキング」では

4名のテン9をクリアした人がいました。

 

いきなり、こんなに多くの人が「テン9」とは…

っと、ペースメーカーをしていてビックリしたのが正直な感想です。

 

もちろん、この4名の方はかなりウォーキング慣れしている人です。

トップは我流で競歩をしている方。

残りの3名は100㎞ウォーキングをするなど、とにかくウォーキングに慣れている方です。

 

今回、ペースメーカーをしながら思ったのは

「速いペースを作るのは経験値が重要」

ということです。

 

一般的なウォーキング大会は「最後までウォーキングすること」

つまり、ゴールすることが目的なので「速さ」という要素がありません。

しかし、今回は「速さ」を求められました。

だから、一般的なウォーキング大会にしか出たことない方は

「どのくらいのペースでいけばゴールまでスピードが持つのか?」

ということの経験値が足らないように感じました。

実際に2位・3位の方は、前半は快調に飛ばしていましたが、

最後3㎞くらいから失速しました。

 

そして、1位になった方は、競歩で「マスターズ陸上」出場の経験者です。

その方は、ずっと私について最後の1㎞くらいで一気に先頭に立ちました。

これは、この「テン6ウォーキング」をするまでに、「速さ」を目的とした

競争をしてきたか、してないか?の差でタイムが決まった、ような気がします。

 

実際に、2位なった40代男性の方は、個人的には「テン10」までたどり着く

ポテンシャルを感じます。

疲れた時に、ついウォーキングの癖で力任せでウォーキングする

という感じがあったように思いました。

それでも、今回はトップでゴールは出来たと思います。

ペース配分と身体の使い方のわずかな差が、テン10まで届かなかった要因でしょう。

 

やはり1位になった方は、試合経験者だけあって、前半はペースメーカーを使って

身体が温まるのをまち、体力を温存し、ペースを上げても落ちないでウォーキング出来る

タイミングを自分自身でよく理解してペースを上げた

という感じでした。

 

ウォーキングの可能性を広げる「テン6ウォーキング」

今までに、あまりなかったウォーキングイベント提案が出来、

皆さんに楽しんでもらえて、我々も良かったです!!

Follow me!

関連記事

  1. 全日本競歩20㎞能美大会 迫る! 女子20㎞競歩を考える
  2. ウォーキング講習会(教室)、名古屋・新潟・大阪で開催します!!!…
  3. レポート 第3回ウォーキング講習会in砧公園
  4. 競歩五輪金メダリストが予想する「東京五輪男子20㎞競歩」
  5. #日本選手権20㎞競歩 今週末に開催されます!
  6. 五輪が近づき「競歩」が注目を浴びる中、初めて競歩を見る方にしって…
  7. 競歩なら、まずは目指したいタイムは?
  8. 五輪商標の厳しさ
<<
PAGE TOP