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マラソンのトレーニングの考え方で正しいこととは? 自分に合った練習メニューがネットで見つからない理由
名古屋国際ウィメンズマラソンの一山選手
見事な走りでした。
大迫選手も素晴らしいレースをしましたが
一山選手、素晴らしい快走でした!
一山選手も日本記録ではないけれど
最終選考会で勝つだけなく、大阪国際女子マラソンの松田選手の記録を
上回らないといけない!という条件がある中で
結果を出したことは松田選手も脱帽するしか無かったでしょう
中継で一山選手の指導している永山監督のメニューを「鬼メニュー」
っと紹介されてました。
1日合計30㎞も走る事も永山監督のメニューでは珍しくないそうです
マラソンのトレーニングメニューは多くの方が、いろいろなブログで
書いているのである程度の情報共有はされています。
ですが、皆さん、やはりトップランナーの情報にはかなり左右されるらしく
設楽選手が日本記録を出したときのコメントで「30㎞くらいまでしか走りません」
っという情報が流れると、走り込みをする練習が効率的ではないという風潮になり
今回の一山選手の結果や大迫選手の結果から、「やっぱり距離は走らないと!」
のような流れになるでしょう。
マラソンの練習はたくさん走った方がいいか?走らない方がいいか?
陸上競技で長く第一線で活動した者とすればどちらも不正解です。
そもそも他人の練習メニューに「流されてしまうマインド」が間違っていると思います。
どんなに結果を出した人のトレーニングメニューでも所詮は他人のメニュー。
その通りに練習ができたとして、自分もまったく同じ結果になる!なんてことはありえません。
それであれば、五輪の金メダリストはどうやって生まれるのでしょうか?
10人がまったく同じメニューをしても、ゴールで横並びで10人が同時にゴールする?
そんなこと決して起こりません
基本からアプローチして、自分に合ったトレーニングを見つける
それが「セオリー」だと思います。
基本とは、しっかりと走る体力をつけること。です。
そうなると、ある程度の走り込みは必要です。
「効率の良い練習」という言葉かっこいいですが
決して距離が少ない練習を指すわけではありません
結果を出せる練習を指すのです。
もし、自分に合った練習メニューを作ろうっと思ったとき
ネットにある練習メニューは参考にしても、継続的に良い結果は得られないでしょう
メニューはひとそれぞれ、自分自身の中にしかありません。