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第105回20㎞競歩男子 日本選手権展望
今週末、神戸六甲アイランドで
第105回20㎞競歩 日本選手権が開催されます
男子20㎞競歩の展望をしたいと思います。
この20㎞競歩の見どころは、、、
「20㎞競歩 VS 50㎞競歩」
東京五輪で男子50㎞競歩が35㎞競歩に距離変更がおこなわれました
距離が短くなったことで、男子20㎞競歩の選手にとっては
「35㎞」という距離の選択肢が視野に入りやすくなります。
競争ではやはり「スピードがある」というのは大きなアドバンテージになります。
35㎞ならば50㎞ほどスタミナは奪われず、最後にスピード勝負持ち込めれば
20㎞が主戦場の選手に取っては有利に働きます。
それは元50㎞競歩の選手は理解していたと思います
そして、スピード練習に磨きをかけてきたと思います。
もともと、日本の男子50㎞競歩選手はスピードがある選手が多く
20㎞選手と大きな差はありません。
東京五輪50㎞競歩代表の丸尾選手は1:19’42という20㎞のタイム
丸尾選手と激しく代表を争った野田選手は1:19’00
リオ五輪50㎞競歩メダリスト荒井選手も1:19’00
このタイムは、東京五輪20㎞競歩で補欠だった古賀選手と20秒くらいしか差がありません。
丸尾選手・野田選手・荒井選手がどこまで20㎞の選手と戦えるか?
35㎞での覇権争いを予想する上でとても重要です。
しかも、今回は山西選手・池田選手という東京五輪メダリストが不在です。
元50㎞選手たちがどこまで20㎞で上位に入ってこれるか?は
元50㎞選手組が35㎞で活躍できるかどうか?の予想が出来ます
3月に開催される35㎞日本選手権に20㎞競歩の選手たちで世界陸上に選考に漏れた組が
出場した場合、元50㎞組で35㎞世界陸上代表の狙う上での強力なライバルになるでしょう
優勝争いは、やはり国内では強さを発揮する高橋選手。
そこに古賀選手、元50㎞選手組がどこまで迫れるか?
注目したいと思います
https://www.jaaf.or.jp/racewalking/