BLOG

ウォーキングブログ

運動生理学からのトレーニングのアプローチ その2

乳酸値は、計測した後が大事です。

それを、どう練習に活かすのか?

運動時の乳酸値がどれぐらいか、知ることは
自分にとって適切な練習ペースを知ることが出来ます。

例えば・・・
※LT値(2ミリモル・4ミリモルの評価は昨日のブログを参照してください)
2ミリモルが時速12㎞なのであれば、時速12㎞の練習であれば
長い時間トレーニングが可能なので、ロングのペースは時速12㎞であれば
おそもなく、速くもない、適切なペースとなります。

4ミリモルであれば、トレーニングでのスピードの上限値となうるので、
4ミリモルが出るのが時速15㎞だとすれば、そこまでは必ずスピードを出すように練習する
という活用方法もあります。

ランニングでいえば5000m、競歩でいえば20㎞
などの、スピードと持久力、両方が求められる距離であれば
4ミリモルを意識した、耐乳酸性のトレーニングをしていく必要があります。
(乳酸が溜まっても、身体を動かさなければいけないレぺテーションなどのトレーニング)

マラソン・ウルトラウォーキングであれば
持久力が求められるもので、抗乳酸性のトレーニングを必要となります。
(乳酸の出始めを極力遅くして、乳酸が溜まるの遅くするロングやウェーブ歩などのトレーニング)

自分のLT値を知ることで、練習のバリエーションが増え、目的の明確化ができるので
効率的な練習が出来るようになります。

Follow me!

関連記事

  1. 世界陸上ドーハ大会 競歩史上初 女子20km競歩W入賞 金メダル…
  2. #日本選手権20㎞競歩 今週末に開催されます!
  3. 2017世界陸上 メダルへの道①
  4. 回復(リカバリー)を考える ③ たんぱく質の摂取
  5. 「速いスピード」と「長い距離」どちらが体への負担が大きいか?
  6. 100㎞ウォーク(ウォーキング) 持久トレーニング期【時間がない…
  7. 15年ぶりに10,000m歩いてみた、ナイター支柱に囲まれたトラ…
  8. youtube更新しました! 解説!時速12㎞ウォーク(競歩)
<<
PAGE TOP