BLOG

ウォーキングブログ

ウォーキング-ランニングで脚が攣る方へ ②

「スポーツドリンクさえ飲めば」、痙攣や脚が攣る事を防げる訳じゃない

では、どうすれば良いのか?

 

答えは、糖質の少ないスポーツドリンクを選び、こまめに飲む、です。

 

もっと、目からうろこ的な答えだったら、良かったのですが(苦笑)

シンプルな方法です。

 

糖を同時に摂ると、吸収が速くなるため素早く塩分を身体に吸収が出来る。

大量に発汗している場合は、とにかくたくさんの塩分を含むドリンクを飲むことが

足の痙攣や攣りを防ぐ方法です。

 

議論の中でお伺いしたのが

「塩分を摂った方が良いのは分かるが、糖は含まず塩分だけでも良いのか?」

つまり、長い運動時間の場合、タイミングとして早い段階で補給をこまめにした場合

糖を含むやり方だと、結果的に糖の摂取が多くなり「糖代謝」が優位になって

乳酸が出やすくなるのでは?、と思ったからです。

塩分だけを摂れば、その心配も無くなる。

もちろん、吸収に時間が掛かる負担と、糖代謝による乳酸の疲労と、どっちの方が疲労に影響をするのか?

という質問も加えてお伺いしました。

(ちなみに心拍数が140を超えるような速いペース想定での疑問です)

 

単にその質問への回答は、

「水分だけの摂取が目的」であれば、塩分だけの摂取でも構わない。

とのことでした。

 

100㎞ウォークなど、長い時間(3時間以上)のウォーキングやランニングは

戦略的に給水を考えないといけません。

 

ただ、スポーツドリンクさえ飲んでウォーキングーランニングをすれば良い

という訳ではありません。

「運動強度(スピード)」「運動時間(距離)」によって

飲むものも、飲むタイミングも違ってきます。

そして、体重によって「飲む量」も変わってきます。

答えは状況によってそれぞれなので一律とはいきません。

しかし、糖質を多く含むスポーツドリンクを飲み続けるのはおススメしません。

 

トップ選手も、ちょっとした間違いで足の痙攣や攣りが起きます。

それを防ぐには、自分にあった給水の仕方を見つける、ことが重要なのです。

 

 

Follow me!

関連記事

  1. 【競歩】73年前 パリにて
  2. 怪我の回復からのフォーム作りや、フォームの修正で「動画を撮って確…
  3. ウォーク・ラン スピードを出そうとするときに陥りやすいこと、そし…
  4. 東京マラソンで一番印象に残ったのは、大迫選手ではなく、高橋尚子さ…
  5. いよいよ、塩谷100kmウォークが明日開催。80km地点で参加者…
  6. 脚の長さに左右差がある!という方がウォーキングで気を付けないとい…
  7. 競歩のモーションキャプチャーから分かること①
  8. 【ウォーキング】変形膝関節症の方をサポートしていて元気にウォーキ…
<<
PAGE TOP