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低酸素ルームでのトレーニングは効果があるか?高地トレーニングを繰り返しておこなってきた見地から。

低酸素ルームでのトレーニングをされている方がいます。

低酸素下でのトレーニングに効果があるか、ないか?と聞かれたら、「ある」

というのが結論ですが

低酸素ルームでのトレーニングが効果があるか?っと聞かれれば

それについては非常に懐疑的です。

 

種目によって「低酸素」をどうトレーニングに利用するかは

様々だと思いますが、長距離系の種目では現在は

リビングハイ・トレーニングローが主流だと思います。

つまり、普段の生活を空気の薄いところ、トレーニングは空気が通常濃度のところ

ということです。

 

オーストラリアではそのやり方が一般的でしたし、日本の選手も睡眠は低酸素ルーム

という選手が多いです。

その方が体への負担も少なく、低酸素トレーニングの恩恵を受けれるでしょう

ひと昔は、低酸素下でのトレーニングが効果的、っと言われてましたが

長距離系の種目だと身体への負担が大きく、継続してよいトレーニングができなくなります。

それに、私が師事していた某大学の高地トレーニングの権威の先生も

標高も高くなくて良いし、そもそも生理的な変化も直ぐに酸素の濃いところ行けば戻る

厳しい環境下に身を置くことで体の生命維持機能が向上することの方が大きい

っと仰っていました。

 

もし、高地トレーニングでのトレーニングが酸素が薄く、低地に来て試合をすれば

好結果につながる、というならば、黒人選手同様に中南米の選手がもっと活躍しても良いはずです

(メキシコシティー標高2000m・ボリビア(スクレ)標高2800mなど)

昔、メキシコで合宿をよくしてましたが、普段空気の薄いところにいるメキシコの選手は

日常が高地練習なのだから、そのまま低い土地での試合のであればわざわざ高地トレーニングをする

必要がなく結果を出せるはずですが、彼らは毎回自分たちの住む場所より1000m高いところで

高地トレーニング(3000m)をします。

 

空気の薄い低酸素の状況で効果的なトレーニングができている!っと思うかもしれませんが

メキシコの男子選手は、競歩の世界ランク上位にはいません。

 

高地(低酸素)トレーニングは、しっかりと知識があって行わないと

決して効果的ではないのです。

 

週に何回か60分程度低酸素下でトレーニングしたからといって

劇的に良くなるわけではありません。

確かに60分といえど空気が吸えて軽くなった感じはすると思いますが

そもそも、ずっと低酸素下にいてトレーニングをしてたのだから

空気の濃いところへ行けば、「楽になった」っと感じるのは当然のことです。

 

もし、低酸素トレーニングをしっかりやりたい!っと思うのであれば

高地に行って走りこむ。(期間は1か月は欲しい)

 

低酸素がトレーニング効果は無いと言いません。

しかし、個人的には低酸素ルームでのトレーニングは、あまりお勧めしません

 

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