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スポーツ科学をどう捉えるか?

現場のコーチと、スポーツ科学の研究者とでは、

考え方に大きな差があります。

この差は、きっと埋められないと思っています。

現場のコーチは、国際大会でのメダル獲得が究極の目標です。

つまり、とびぬけたTOP3を目指す、ということです。

 

しかし、研究者は誰がやっても、なんどやっても同じような結果が得られない結果は偶然の産物となるので

データとしての信ぴょう性が無くなります。有意差0.02%(平たく言うと、結果に対する偶然の余地が2%)

が、学会で発表に耐えうる研究の精度です。

つまり、同じことをしているのに、とびぬけた結果が出れば、その研究の良い結果は偶然の産物でしかなく

不確かなデータになります。

 

しかし、我々現場のコーチはそのとびぬけた結果(TOP3)を目指しており、

みんなと同じ結果などは求めてはいません。

 

ですから、研究者が

「こういう練習をすれば、少なくともこれだけ結果は得られます」

というセリフは、現場のコーチとしては

最低限のラインとして、そこまでの結果しか出なく、みんなと同じことをしたとしたら

それこそTOP3になれるかは、偶然が生み出すもので、もっと違ったアプローチをして

TOP3になれる可能性を探ろう、っと考えるのです。

 

ただ、このスポーツ科学は一般の人にはかなり有効です。

いきなりTOP3を目指している、という訳ではないので

少なくとも、スポーツ科学が解明している練習方法で、この程度やれば、このぐらいの結果は見込める

というトレーニングと結果の予測が付きやすいのです。

 

スポーツ科学を、どう捉えるか?

スポーツ科学という物差しが当てはまるようで当てはまらない、アスリートの世界と

スポーツ科学を活用することで、結果が得られやすい一般的なスポーツ愛好家の皆さん。

 

スポーツ科学に触れるたびに、そんなことを思います。

 

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