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第45回 全日本競歩20km能美大会 男子20kmレビュー

  1. 男子20kmに、注目の東京五輪50km競歩代表川野選手が出場しました。

予想通り、川野選手と高橋選手(東京五輪20km競歩代表)と古賀選手(東京五輪20km競歩代表補欠)

の3名が飛び出しました。

1周1kmのコース

1周目こそ3分47秒前後の速いペースでしたが

直ぐにタイムが落ち着いて、1km4分前後でレース展開すると

10kmもいかないうちに川野選手がまたしても

1km3分50秒を切るハイラップで高橋選手を離しました。

この川野選手の早い段階での揺さぶりで感じたのは2点

-フォームが良くなっている

ー顔がきつそう!(笑)

前に見たときよりも速いペースに変わっても大きなフォームの乱れがありませんでした。

スピードを速くすると膝が甘くなる感じがありましたが、それを感じませんでした

顔がきつそう!は、勝つためにペースを上げたというよりも

速いペースで審判にフォームをジャッジしてもらう

が目的なのかな?っと感じました。

実際に試合自体は、高橋選手の追いつかれると

良いところ無く完敗の2位。

ですが、試したいことは試せた試合だったと思います。

高橋選手は試合前に話したら「フォームを試したい」

との発言通り、日本選手権に続いてフォームをいろんなと試行錯誤している様子でした。

気になったのは、やはり川野選手の仕掛けに対応しなかったこと

あえてしなかった部分もあったと思います

ですが、仕掛けられてそれに対応してもフォームが崩れなかったか?など

そういう部分も試して良かったのでは?

っと感じました。

いずれにせよね本番までもう国内で20kmの試合はありません。

試したことの結果を出す場は、本番しか無くなってしまいました。

高橋選手のトライがどんな形で結実するか?

楽しみにしています

 

古賀選手は、日本選手権に続き良いところが無く終わりました。

ユニバーシティ大会(学生の五輪のような大会)の選考も掛かっていたので

慎重なレースをしたのだとも思いますが

あともう一息頑張りたかった、というタイムでしたし

五輪代表の2名脅かすレースしたかったかです。

 

最後に松永選手(リオ五輪入賞)も出場してましたが

なかなか迷路から抜け出せない様子

凄く好きな選手なので、復活が待ち遠しいです。

 

これで国内の20km競歩の試合は秋の高畠競歩までありません。

そして、いよいよ来月は東京五輪最後の選考レース

日本選手権50km

どんなレースになるのか今から待ち遠しいです

 

 

 

 

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