BLOG

ウォーキングブログ

2023年世界陸上ブタペスト大会 男子20㎞競歩レビュー

TV解説をさせて頂きましたが

致命的な解説ミスをしてしまい

「マルティン選手を周回遅れ」

「カルストロームと川野選手の差」(スタノ選手と勘違い)

深く反省しています。

この場を借りてお詫び申し上げます。

 

ーーーーーーーーーー

2017年以来のメダルなし

結果だけをみてしまえばなんとでも言えてしまうのですが。。。

正直、伏線は感じていました。

山西選手のポルトガルで3位となって、

山西選手ぐらいの選手の方が、反ってちょっとした感覚のズレの修正が

難しくなったりします。

天才が、なんで俺は天才なんだろう、っと思った瞬間に迷うような

スタート後の表情もすぐにキツそうになっていました

 

池田選手のコーナーでの回り方は

雨のせいでかなり難しくなりました

速いのだけどストップ&ゴーの繰り返し

インターバルトレーニングと同じになり

かなりスタミナを消耗してしまいます

 

そして、周囲の空気感(もちろん柳澤も含めて)

山西−池田ならメダルは大丈夫という過信

 

山西選手は明らかに調子が悪そうでした。

池田選手が出て追いかける表情がキツそうでした。

余裕を持って前に行かせているという感じがなかったです

 

池田選手は自信を持って前に出ていたと思いますが、

コーナーの周り方が前述の通り

インターバルのようになってしまって

それが後半にどれだけダメージを与えるか?心配になってみてました。

そして、石畳も実はダメージが大きかったと思います。

 

私も経験がありますが、ヨーロッパの石畳は「硬い!」凄く疲れます。

上位にヨーロッパ勢が半分くらい入ったのも

石畳に慣れているヨーロッパ勢に有利に働いたかもしれません

パリ五輪もヨーロッパ

まだコースは発表されてませんが、

石畳がコースに混ざるようなら対策は必要でしょう。

いずれにせよ、パリ五輪は来年。

時間待ってくれません。

 

マラソン男女混合競歩リレーを考えると

20㎞競歩の立て直しは急務です。

 

ただ、「know-how」はあり、それをブラッシュアップする力も

日本チームにはあります。

 

日本チームの奮起を期待したいです

Follow me!

関連記事

  1. ウォーキング・競歩でスピードを出すときに、気を付けたいポイント
  2. 2023年世界陸上ブタペスト大会 日本男子最強のライバル マッシ…
  3. 身体と金づち
  4. 現代 五輪における選手マーケット論 今、選手に求められもの 【序…
  5. 【ウォーキング・競歩】長い距離ばかりトレーニングして、たまに短い…
  6. 世界競歩チーム選手権オマーン TBS公式YouTube配信にて、…
  7. 100㎞ウォーク(ウォーキング) 最後の仕上げ【調整期】①
  8. スタッフ樋熊の50㎞連続3日間の旅⑧ 総括その1
<<
PAGE TOP