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競歩 ウォーキングは技術種目だからこそ、誰もが苦労する「フォーム」という大きな原石

競歩の場合、

良いフォームが「速いフォーム」なのは、間違いありません。

 

しかし、

良いフォームが「速い」と感じられるか?と聞かれれば

初心者ほど感じにくい、と思います。

もし、感じることができれば、かなり感性の高い人だと思います。

 

では、なぜ初心者は良いフォームを「速い」と感じられないかというと

良いフォームは、無駄な力が入っていないフォームだからです。

 

初心者ほど、「速く」歩こうと思うときに、「筋力」に頼ります。

そうなると、感覚的に筋力を使っているので、力が入れば入るほど「スピードを出せている」

という錯覚に陥ります。

そうなると、今までは自分の感覚で「力を使って前に進んでいる」

という感覚を頼りにスピードを出してきたのが、

「無駄な力の入らないフォーム」を習うと、その頼りにしていた「力を使って前に進でいる」

という感覚が得られ難いので、

「?、この感覚で速く歩けているの???」という錯覚に陥ります。

 

実際に講習中でも、歩くペースが遅くなった、と感じる人は少なくありません。

で、時速がリアルタイムで分かる、時計やアプリでタイムを確認すると、ペースが遅くなっていないことに驚きます。

そりゃ、当然の反応です。今までの自分の感覚とは、ある意味正反対「力を使って前に進んでいる」という感覚が無くても

前に速く進んでいるのですから。

 

競歩選手で競技歴が長い選手ほど、この感覚を凄く理解しています。

それは、多くの選手が最初は力任せに歩いてしまっているからです。

そして、試合で最初は速いけど「力任せ」に歩いてしまって、

後半失速する、もしくは競歩の場合であれば「失格」をしてしまう。

という経験を繰り返して、練習して「フォーム」と「フォームの感覚」が

研ぎ澄まされてきます。

 

大きな石が上流から、下流に流されていくことで、凸凹した部分が削られて

丸い石になっていく、そんな感じなのかもしれません。

 

 

 

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