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ドーピングしてる人はいませんか?

ちょっとセンセーショナルなタイトルしましたが

皆さんにも考えて欲しいとおもいます

 

マラソンを走る、ウルトラマラソンを走る、100㎞ウォークに

出場される方で、大会中にロキソニンを摂取する方がいる、という話を聞きました。

消炎剤の内服薬で、ネットで検索してもウルトラに出場する一般のランナーでは

使用している方は多くいるようです。

 

ロキソニンは、競技スポーツでもドーピング禁止薬物ではありませんが、

ちょっと考えてみて欲しいと思います。

 

ドーピングは「倫理」が前提になっています。

つまり、薬に頼って結果を出す、っておかしくない?

って、問いかけているのがドーピングです。

 

 

おそらく、愛好家の皆さんは、「パフォーマンスを薬の力を使って向上させる」

が、ドーピングだと思っているかもしれません。

しかし、それは間違った認識です。

実際にパフォーマンスにはなんら影響しない、「利尿剤」は禁止薬物となります。

ドーピングを隠すために、体内から早く薬物を出すために使われる薬物も

ドーピングと同じとみなされるのです。

 

ちなみについ最近まで、アルコールも禁止薬物でした。

だから100㎞ウォークの皆さんがゴール直前にアルコールを飲んでゴールしていたのであれば

「厳密に言えば」つい最近までドーピング違反で初犯は2年の出場停止処分となります

薬を使って結果を出す。

確かにロキソニンは禁止薬物ではないですが

だからと言って、それが「倫理」と照らし合わせてドーピングではない

っと言えるでしょうか?

世界アンチドーピング機構がOKしているのだから、ドーピングにんらない、という認識は

歪んでいると思います。

 

個人的な感覚では、ロキソニンを大会途中で飲んでいる方は

ドーピングをした選手を非難するっということがあれば

それはお門違いかと思います

 

アマチュアだからといってドーピングが許される?

という訳でありません

 

アマチュアといえども正々堂々と己の肉体に薬なしで挑戦し欲しい、っと思っています・

 

 

もちろん、一般のウォーキングやランの愛好家の皆さんは

ペナルティを受けることも、新聞に載って社会的制裁を受けることもありません

だからと言って、ドーピングをしていい、という訳ではないと思います。

 

価値観が多様化している時代です。

前述は私の価値観です。

皆さんは、自己記録を出す!ということに、どんな価値観を持ちますか?

 

己の限界への挑戦?

薬物を使ってでも、最大のパフォーマンスをだしたい?

 

多くの皆さんに考えてみて欲しいと思います

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