BLOG

ウォーキングブログ

競歩のモーションキャプチャーから分かること② 押す力の重要性

モーションキャプチャーで、驚かれた一つに

頭の上下動がほとんどない、ということは前回①でもお話しました。

 

そして、上記写真、地面に「4」とあるところから赤い線が腰に向かって伸びています。

この赤い線は何を指しているかというと

地面への圧力の強さと方向です。

線が長ければ長いだけ、強い力が掛かっているということです。

 

ちょうど左足(緑色の足)で地面を「いわゆる蹴っている」という瞬間なので

赤い線が長く出ています。

 

皆さんがイメージする、つま先で地面を蹴るならば、この位置で強くふくらはぎで

地面を蹴れば、頭の位置は上に上がりますが、そんなことは起きませんでした。

つまり、力は確実に地面に伝わっている(赤い線よりそれがわかります)。

しかし、頭の位置は変わらない
(動画でなくて恐縮ですが、ふくらはぎで地面を蹴ればかかとの位置はもっと高いはず)

そのことからも、足の力は地面を「押す力」(蹴ることで身体が浮くのではなく、地面に力を伝えている)

によって、前に進んでいるのが分かります。

 

つま先で、地面を蹴るのでは無いのです。

「押す」なのです。

Follow me!

関連記事

  1. 普通の徒歩でも、頑張って速く歩いている感を出さずに、簡単に歩くス…
  2. 第106回#日本選手権20㎞競歩大会 神戸 男子20㎞競歩展望
  3. 給水をしっかり摂ろう!気温30度越えで気を付けたいこと
  4. 【早く歩く!ウォーク 競歩】どうしても、途中でフォームの意識を忘…
  5. 歩いて【マラソンのサブ6】を狙う、ウォーキングトレーニングの〈第…
  6. #いつまでも自分の足で歩く #東京エクストリームウォーク100 …
  7. 2021年 明けましておめでとうございます
  8. 陸上競技の厳しさに埋もれた、池田選手の凄さ。
<<
PAGE TOP