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講師 柳澤 哲によるウォーキングブログ

100㎞ウォーク(ウォーキング) 持久トレーニング期【距離歩】

距離歩は我々の専門用語でいう「ロング」
時間歩が時間を歩くのが練習であれば、
距離歩は「決めた距離を歩く練習」になります。
似ているようですが、目的が変わってきます。

今回は100㎞が目標となる距離なので、まずは半分の50㎞を距離歩として歩く
のをお勧めします。

距離歩の良いところは、時間歩と違って精度の高い「仮説」が立てやすいところにあります。
「50㎞」を歩くと数なくとも下記の3つが分かります。
○50㎞を歩いたタイム
○疲労度はどれぐらい
○余力はどれぐらい
この3つが分かれば、100㎞を自分がどれぐらいで歩けそうか?

というのが見えてきます。

距離が、実際に歩く距離に近ければ近いほど、
その精度はあがりますが、100㎞の場合だと、それをすると疲労がかなり残るので
50㎞ぐらい止めておいた方が良いと思います。

まずは50㎞。
ある程度のスピードを意識して、どれぐらいで歩けるのか?
それを把握することで、次の時期のトレーニングのメニュー設定にも影響してきます。

ただ歩けば良い、という訳ではなく、
「どれぐらいのタイムで歩けるか?」
という要素も入ってくるので、練習強度が高い練習になるので、
週に何回もやる、という練習ではありません。

ただ、競歩ほど速く歩くわけではないのですが
歩き慣れている人でも週1回、そうでない方は2週間に1回くらいのペースで
歩いてみるのが、良いと思います。

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