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初心者 のための トップウォーカーのフォーム解説① 【体幹が身体の使い始め】 

11月16日のブログにも載せたチリ選手のフォームです。

初心者のために、様々な選手のフォームを、これから解説(テレビ解説者ですし)をつけて

動作の説明をしたいと思います。

 

まず、再生をクリックする前の静止画を見て下さい。

右側の骨盤が上に上がり、左足が振出されようとしています。

基本的にはこの動作の左右の連続が行われていきます。

足を前後に大きく動いた時に、動画を止めてみる(振り出したつま先が上がって、後ろの足が地面に接地している状態)

そうすると、骨盤が前後に大きくズレているのが分かります。

これは、骨盤が蹴るという動作と足を振り出すという動作の両方の起点になっているからです。

 

この動作が、大きく腰が左右(前後では無いですよ)にブレずに出来るのは

初心者には、正直難しい競歩の技術です。

では、まず競歩初心者・ウォーキングを上達したいと思う方が、この動画で一番に真似をしたいのは

最初に書いた、再生前の静止画ポーズです(動画なのに、静止画を真似て、とは(苦笑))

「体重を載せることによって、足を振り出す」

このことを意識しましょう。

 

チリ選手の改善したいとこは、もう少し脇を閉めたいです。

このチリの選手は、世界陸上でも解説をしたことがありますが、

たまに警告カード(3枚で失格)が2枚になり苦しいレース展開を余儀なくされることがあります。

疲れてくると、脇が開いた腕振りをしているので、左右に開く腕振りが頭を左右に動かしてしまい

しっかりと重心が載らなくなります。

それが、警告の原因になっています。

 

トップ選手といえど、ハイスピード(時速15km)でフォームを維持するのは、

難しいことであり、だいたい試合で1割は失格するのです。

 

おっと、余談になりました。

 

まずは、静止画の動作、を初心者は真似をしてみて下さい

そこから、どうすれば良いかは動画が教えてくれます!

 

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