BLOG

講師 柳澤 哲によるウォーキングブログ

競歩 ウォーキングで「骨盤を立てる」ことがなぜ大事なのか?

骨盤の位置の話をパーソナルではよくします。

骨盤の位置はとても重要で、

「前に倒れているか?」「しっかりと起きているか?」

で、足の出やすさが変わります。

 

競歩の技術をウォーキングに活かすとき、後ろに長く蹴る(押す)ことを勧めています。

その為には、後ろに長く重心を残すことが重要なので

骨盤が前傾をしていると、お尻が後ろに下がるので地面で足を蹴っている(押している)時間も

必然的に長くなります。

そうなると、骨盤が前傾していた方が良い!、という話に聞こえそうですが

実際は、しっかりと骨盤を立てる、ことを勧めています。

理由は大きく2点

〇足の位置が前に来る

〇地面に重心が伝わりやすくなる

 

腰(お尻)の位置が下がると、どうしても後ろに残った足が前に出るのに距離が生まれます。

そうなるとスムーズに脚が出る、のは難しくなります。

骨盤が前傾すると、上半身と下半身にズレが骨盤が前記した分だけ生じます。

骨盤は上半身と下半身のアダプター

そのアダプターがずれてしまうと、上半身の重さが下半身に上手く伝わらなくなります。

重心を使ってウォーキングしようとすると、この骨盤のズレが重心を下半身に伝え難くする

一つの障害になってしまいます。

 

だから、骨盤は立てて、上半身の重さ動きを下半身に伝える、大事な役割をしないといけないのです。

Follow me!

関連記事

  1. スポーツと医療の最前線の融合
  2. 先入観を外せば、みんなもっと速く歩ける
  3. 100kmウォークの最大の敵は?
  4. ウォーキングや競歩で「きつい」「疲れた」と感じたとき、メンタル的…
  5. NHKは2月9日は競歩祭りだ! 朝9時と夜9時 BS1で競歩が放…
  6. 2017世界陸上 メダルへの道⑤ コーチのお仕事
  7. #変形膝関節症 リハビリを終えて #ウォーキング するときに、気…
  8. 2021箱根駅伝に想う、当たり前のような勝利などない
<<
PAGE TOP