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ウォーキングブログ
心拍数と痛みの話
故障をされた方が、
「トレーニングで患部に負担を掛けたくないが、どうすればよいか?」
という質問がありました。
そこで回答したのは、「心拍数を基準にして、スピードを調節してください」
です。
1日中心拍数を測っていると、痛みが強いときの心拍数が
普段より上がっているのが分かります。
もちろん、痛みを感じて緊張して心拍数があがる、ということもあるでしょうが
実際は、その前から心拍数が上がり始めます。
その状態を把握することが出来れば、心拍数を指標にして「痛みの出る心拍数」
にしなければ、痛みはでません。
スピードを指標にすれば良いのでは?
っと思われる方もいると思いますが、スピードを指標にしない方が良い理由があります。
・GPS付時計の速度表示の正確性の疑問
・体調やウォーミングアップによって、身体へのスピード負荷は変わる
という2点が挙げられます。
距離が計測されているところで、タイムを見ながらランもしくはウォークをすれば速度は正確です。
しかし、昨今の皆様はガーミンなどのGPS付時計でスピードを確認する場合がほとんど
そうなると、正確性に疑問符が付き、スピードを守っているようでも実は速過ぎて患部に負担が掛かっていた!
なんて話は珍しくありません。
そして、調子も一定ではありません。いつもと同じペース何だけど、今日は楽に感じる・遅く感じる
は、ラン・ウォークとも皆さん経験をしたことがあると思います。
スピードを基準にしてしまうと、調子が悪くても無理して、いつものペースまで速度を上げてしまい
患部に負担がかかってしまう。
ということが起こります。
細かい話はセミナーで前述の方の話を参考に深堀してお話したいと思います。
https://www.pro-walkingcoach.com/event20180612/