BLOG

ウォーキングブログ

競歩のモーションキャプチャーから分かること④ 競歩の「速さ」「楽さ」の秘密

モーションキャプチャーで正面から競歩を捉えた瞬間です。

左の腰に体重がのり、右の腰が脱力されている瞬間です。

 

真ん中、赤い線は地面への「力の強さと方向」、つまり「地面を蹴っている向きと強さ」です

身体の中央に向けて、まっすぐに頭の辺りまで伸びています。

 

よくウォーキングの本で地面を強く蹴りましょう、をすれば、

右足のかかとはもう少し浮き上がっていなければなりませんが

キャプチャーをみるとそんな様子はありません。

しかも、このモーションキャプチャーは時速15㎞のスピードで撮影したものです。

 

普通のウォーキングよりも速いのに、地面は蹴らない、のです。

 

骨盤に体重が載るの、という動作で、骨盤に力が入ったままだと

キャプチャーのように左の腰の位置は上には上がりません。

つまり、地面に力を伝えるという「一番力が入る瞬間」でありながら

骨盤自体はリラックスをしている、ということなのです。

 

ここに、競歩の「速さ」・「楽さ」が集結しているのです。

Follow me!

関連記事

  1. ナショナルチーム合宿 戦術のケーススタディ
  2. たくさん着なくても温かくしてウォークしたい!
  3. 自分の感覚を「言語化する」ためのポイント
  4. 半裸の女性が走って迫ってくる、クリスマスイブの思い出 
  5. 九州の100㎞ウォークで15時間台で歩かれた方がパーソナルを受講…
  6. 簡単 競歩の歩き方 まずやってみたいのは「お尻も足だと思って歩く…
  7. 日本代表を背負う事 背負った者しか分からない領域
  8. 練習時間が少なくても、サブ4でマラソンを走るために大切な3つのこ…
<<
PAGE TOP