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20㎞競歩は日本最高レベルの層の厚さ、これをどう結果に結びつける?
日本選手権のハイレベルでした。
過去最高でしょう。
それを感じさせる要素は2つ
・表彰台に1時間17分台で無いと上がれない。
歴代のどの国を見ても、トップ3が17分台は無かったです。
なにより、凄いのは…
・1時間20分を切らないと入賞できない
これは、ちょっと異常なレベルです。
こんな国も世界中を見渡しても、日本だけです。
そして、世界に類を見ない層の厚さで、20㎞競歩でメダルを獲ったことの無い国も…
ただ、今回は希望の光が見えるのは
後半の方がペースアップをしている、という点です。
今までは、前半からペースが上がり続け、後半5㎞は我慢比べ
という、展開ばかりでしたが、今回は後半の方がペースが上がりました。
世界のレースに近づきました。
ただ、過去の五輪・世界陸上の結果から各国が今回の日本の結果に恐れるか?
と言ったらそれほどでは「まだ」ないでしょう。
今年の5月に「世界競歩チーム選手権」が中国で行われます。
そこで団体で20㎞競歩が金メダルを獲らない限り、
世界は日本を認めないです。
それだけ、日本は「内弁慶」っぷりを世界に見せつけてきました。
競技以外のネガティブなニュースが20㎞競歩にはありますが
各選手には、しっかりと「世界競歩チーム選手権」にて
競歩大国日本の狼煙を上げて欲しいと思っています。