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ウォーキングブログ

競歩の未来を考えるお話 #競歩 の持つポテンシャル

前回の長いコラムの続きになります

こちらをクリック

Googleで検索を掛けると

「マラソン」でのヒット数 60,800,000件

「競歩」でのヒット数 1,140,000件

マラソンにネット検索でのヒット数に追いつくためには

「ウォーキング」というキーワードを活用することです

 

実は、、、

ウォーキングのヒット数は 50,600,000件

マラソンより10,000,000件少ないですが、かなりの数です

 

もちろん、この50,600,000件は「競歩」の情報ではありませんが

競歩の情報を発信する側が、【ウォーキングと紐づけさせることを意識すれば】

「ウォーキング」と検索した方が、「競歩の歩く技術」にたどり着く可能性は高く

多くの方に「競歩」が目につき、幅広い年代層にもアプローチできます。

 

いきなり、「競歩」だとハードルの高さや、イメージの悪さが先行してしまいますが

ウォーキングであれば、そのハードルはグッと減ります

 

実は、コロナ禍でウォーキング人口は増えており、情報感度が高く発信力も高い

20代30代のウォーキング人口が増えています。

https://www.ssf.or.jp/thinktank/sports_life/data/walking.html#:~:text=2020%E5%B9%B4%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%80%81%E9%80%B1,%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82

陸連としてもTikTokなどのSNSの活用も増えてきているようですし、

競歩の歩く技術を、どうウォーキングに活かしたら快活にウォーキングできるか!

しっかり発信して欲しいと思います

 

個人的には前述の通り「量」(再生数やview数の増加)にはあんまり期待していません

現在のWEBマーケティングではあまり意味をなしていないような気がしています

 

大切になってくる数の「質」

 

ここでいう「質」と言うのは

実際に競歩の情報に触れて「アクションに移した方」といって良いと思います

 

WEBマーケティング的にはコンバージョン率を上げる、といったところでしょう

「広告(情報)」を得て、実際に行動を起こす人の率、です。販売でいえば「購入」ですね

 

ですが、今回で言えば、

・実際に競歩をやってみよう!っと思った

・競歩の技術を取り入れてウォーキングしてみた

・ランに競歩の技術を応用してみた

と言ったところだと思います。

 

実際に行動を移すとなると、積極的に情報を取りに行きます。

結果、競歩のサイトがたくさん観られるようになり、動画ももちろん、視聴率も上がるでしょう

そして、もっと期待できるのは

「やってみた方が自ら情報発信してくれるようになる」

という事です。

 

「競歩をYouTube動画で見たら、面白かったから見て」と「競歩をやってみたら、速く歩けたよ」

この情報の発信され方には、その先の展開がまったく違ってきます

 

マラソンは、この状況が顕著です。

ブログでも「初マラソン完走」とか「サブ5の仕方」とか、もちろん「サブ3」の仕方が

あまたの情報がネット上に溢れています。(そりゃ60,800,000件ですからね)

youtube動画でも同じことがいえランチューバ―ということばすらあります。

「初心者完走の仕方」が多くの方がブログ・YouTube動画で発信し

「サブ3の仕方」「サブ4の仕方」「サブ5の仕方」も同じく

誰も、「マラソン面白かったから、観てみて」という情報発信はしないのです

そして、

ジョギングからランを始めたとしても、ランの学びをマラソンに求める構図が確立している

これが、スポーツの【人気】の二つ目の要件を満たし、マラソン人気を支えています

 

ウォーキングや競歩のyoutube動画では、

接骨院の先生が、ウォーキングは本来は外で行うものですが

室内で撮った一般的な情報をそのまま流しているものが閲覧数が多い状況です。

 

増えてきている20代・30代層がこのyoutube動画でウォーキングを見て

・ウォーキングでレベルアップしよう!とは思いにくい

・やっぱり、ウォーキングは高齢な方がするもの

っと、考えてしまうようであればもったいないですし

スポーツとしてウォーキングを楽しむ、ということにつなげていく必要は

競歩の情報を発信する側は、常に意識する必要があると思います

実は、「競歩はウォーキングの延長線上に」ある、ということを

多くの方に認識をしてもらい、

それが出来れば、競歩はマラソンと同じ人気種目になるポテンシャルがあります

 

 

youtube動画での情報発信は、数字の「質」の話に大きく直結しています。

私が制作しているyoutube動画で一番見られているのは

1位「初心者向け時速7㎞ウォーキングの歩き方」 42,000再生

2位「誰でも簡単に出来る競歩の歩き方」38,000再生

しかも「時速7㎞」の方が2か月遅く配信しています。

この状況は一体どう読み解けばよいでしょうか?

 

やはり「ウォーキング」というアプローチの方が

いきなり「競歩」というよりもハードルは低い

そして、「速く歩きたい!」という層は一定数存在する、ということでしょう。

 

ハッキリ言って、40000再生なんてYouTube動画では、まったく見られていない部類の再生数

再生数を狙うなら、バラエティーネタ、チャレンジネタや子供向けや

人気YouTuberのベンチマークをして、それをした方が良いに決まっています。

 

個人的にはどんな動画を作ろうとも、その根底にあるテーマが

「競歩をしたい!」っと思ってもらえるか?

「競歩がカッコいい!」と思ってもらえるか?

どうかで制作しています。

その結果、

YouTubeを見て講習会に参加した、という方は安定していらっしゃいます。

 

世界陸上や五輪で世間的に話題になって、講習会に参加してくれる方が来る

しかも、その数は決して多くは無いです。

選手の活躍だけに頼っていたら、2年に1回とか、4年に1回とかの話になります。

そんなに待てません(笑)

 

再生数は少なくても「アクションを起こしたい!」っと

思ってもらえるような「YouTube動画」を作った方が、以下のような

カスタマージャーニーを通ってくれます

①競歩を動画で見て触れる

②動画を見て真似てみる

③動画だけだと上手くいかないから講習会に参加してみる

④もっと情報を得ようとYouTube動画やネットから情報を得ようとする

⑤せっかくだから試合に出てみる

競歩に対してアクションを起こしてくれる方が増えると思っています。

 

これからの時代、競歩がマーケティング戦略を未来に対して打っていく中で、

重要なのは

スポーツ業界が今までのやってきたような

「子供たちにやってもらう」

ということだけ、ではなく

50-60-70代の世代に対して、

「身体への負担を少なく、スポーツに親しみ」

「貴方の人生をより豊かにしてくれるもの」

という訴求も必要だと感じています

 

いろいろと、わざとビジネス書っぽく書いてきました。

「競歩」という商品を、いかに世の中に売るか?

という視点は年々強くなってきています。

 

売れるものには必ず理由があります。

「偶然」出来上がったものはあっても

「偶然」ヒットした、というもはありません。

仮に偶然ヒットしたとしても、それは一過性に過ぎず

ブームが去ったら誰も手に取ってくれません。

多くの方に【競歩】と言う商品を、手に取っていただき、

そのベネフィットを享受して欲しい、っと思っています。

 

競歩の未来を考えるときに、

ビジネス的思考は絶対に必要になります。

それは、選手は一番苦手ところです。

 

世の中の人のほとんどは陸上を知りません。

世の中の人のほとんどは競歩を知りません。

つまり、何も知らない人達に対して「競歩」の魅力を伝えていく

という作業が圧倒的に多く、これが出来れば一気に広まります

 

ビジネスマンたちは、自分たちの持つ生まれたばかりの商品が

誰にも知られていないことを、知っています。

そこからどう多くのカスタマーの手まで届けるかを考えます。

ビジネスマンたちが長い年月をかけて構築してきた「売る方法」というものを

学んで取り入れた方が良いのは分かりやすい理屈でしょう

いわゆるマーケティングというやつです

 

選手には、陸上選手としての経験があります

これは誰もが獲得し得るものではありません。

そこに、新しい知識や、ビジネス的な思考を足していけば

更に自分をブラッシュアップさせていくことが出来ます

自分でも気が付かないうちにオンリーワンになれるでしょう

 

個人的にも

これからも、いろいろとトライしていきたいと思います。

早速、今月中には新しいトライをしようと思っています

楽しみにしていてください。

 

明日は、「あとがき」をのんびり書きます

なんで、競歩の未来を考える、っと言うタイトルにしたかとか

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自分の目的・体力に合ったエクササイズ+ウォーキングをして

効率よく目標にたどり着きましょう!

 

医者から運動を勧められているが、疾患がある、膝が痛いという方も

諦めずに身体への負担を小さくする身体の使い方をトライしてみましょう

 

ぜひ、パーソナルを検討される方は以下のブログも参考にしてみて下さい

https://www.bell-dental.com/news/suzuki/2022/03/11/kyouho/

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