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ウォーキングブログ
「競歩の教え方」、、、の話の前に。 教える対象によって伝え方は、違ってくる。
引退をしたのは2004年。
そこから17年間、ウォーキングや競歩を皆さんに「やり方を伝える」(教える)ということを
長くやってきました。
選手であることと、講師であることは、まったく別のことです。
ある、スポーツジムでトレーナーの責任者をされている方が
「どんな凄い実績があっても、トレーナー業は接客業なので、そこが成立しないと結局うまくいかない」
っということを言われていました。
「やり方を伝える」(教える)対象とする方が、
高校生なのか、大学生なのか、社会人なのか、年齢は高いのか?低いのか?
その区分でまるで違ってきます。
選手であると、やってきたことを正しいと考えて
「言語変換せずに教える」ということを最初にしてしまいます。
「教える」という言葉だと、言葉の伝わり方が一方通行
「伝える」だと、受け手側が理解して、初めて成立します。
「教える」でもなんとなく「伝える」ことが出来る場合もありますが
多くの場合は、そうはなりません。
大学生くらいで、競技の経験が多少あって、伝える言葉の共有化がされてても
「分かってのかなぁ?」っと思う場面は多々あります(苦笑)
教えよう、っと思ったら、まず上手くいかないと思います
伝えよう、っと思ったら、それなりに上手くいくと思います。
特に、競歩は「技術種目」なので、伝える要素はたくさんあります。
たくさんの「伝える方法」のストックをたくさん持つ、をするのが
「競歩を教え方」の前に必要な話だと思っています