BLOG

ウォーキングブログ

トップアスリートの速くなるアドバイスを一般ウォーカー・ランナーが効果的にするために知っておかなければならないトップアスリートの心理

トップ選手のアドバイスを鵜呑みにしないのは

とても大事なことです。

 

ですが、どうしても「あの五輪選手が言っていたから!やってみる!!!」

と、取り入れて

上手くいかなかったり、怪我をしてしまったり

ということが、一般のウォーカーやランナーには起きがちです。

 

分かりやすく言えば、

トップ選手だからこそ、経験の蓄積で出来るようになったことを

一般のウォーカーやランナーが一気に出来るようなことはほぼないでしょう

伝統のラーメン店のスープを、一般の方が再現しようにもやり方を教わったところで

まったく同じには出来ないでしょう。

トップアスリートの技術をアドバイス通りに再現できるのはほぼ不可能です。

もちろん、簡単なことなら出来るでしょうけど、

実は簡単であればあるほど出来ているようで、出来ないことの方が多い気がします

 

皆さんも仮にウェイトリフティングの選手だったとして、

トップ選手のアドバイスが100㎏の重りを指さして

「これを持ち上げれば100㎏持ち上げられるよ」

っと言われても困ると思います。

 

体力はもちろん、技術もStep by Stepです。

 

もちろん、トップ選手の心理は、どうすれば「強くなる」という質問に

忠実に真摯に答えただけにすぎません。

 

きっとこのブログを読み始めて

「お前も、元五輪選手でトップ選手だったじゃないか!」

っと突っ込んでいる人は多いでしょう(笑)

 

私自身も現役五輪選手の時も、引退した直後も聞かれた質問に

忠実に真摯に答えてきました。

だから、先ほどの例のように「この100㎏のベンチプレスをすれば強くなれます」的な

アドバイスもしてきたかもしれません(反省)

 

ただ、、、

長くコーチ業、トレーナー業をしていると、

質問への回答の仕方が、選手の時は全く違う自分がいます

その方の現在の実力や目標をちょっとした質問で判断して

回答するようにするので、端的でない場合もあるかもしれません。

そして、同じ質問でも、人によって全く別な回答の仕方をする場合も多々あります。

 

だから今では、、、

同じ質問でも、10人いれば10人に違う回答が出来るコーチ・トレーナーになりたい

っと思っています。

Follow me!

関連記事

  1. ウォーク・ランで自分がどこに足を着地できているか把握できてますか…
  2. 東京エクストリームウォーク 膝の骨折経験があっても20時間でゴー…
  3. ウォーキング プロとアマチュアの境目とは?
  4. 【競歩】世界競歩チーム選手権、代表決定!
  5. 【ウォーキング早く歩く、コツ】 時速8㎞ウォーキングのため、思考…
  6. いよいよ、塩谷100kmウォークが明日開催。80km地点で参加者…
  7. 【ウォーキング 競歩】基本的なこと、一歩にしっかり立てますか?
  8. 箱根駅伝監督の交代記事から読む、今の日本
<<
PAGE TOP