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2022年世界競歩チーム選手権 男子20㎞競歩、金メダルと銀メダルを分けたもの 歩く技術の話
世界競歩チーム選手権 男子20㎞競歩で
山西利和選手が東京五輪の雪辱を果たし、池田選手に先着しました。
世界陸上・世界競歩の2冠を達成しました。
今回のコースは、2kmの周回コースでアップダウンがある厳しいコースでした
山西選手はうまくコースに適応してました。
適応出来た理由として、「腕の振り方」の違いがあると思います。
山西選手と池田選手の腕振りを比べてみると
山西選手の方が僅かに腕を抱えており、池田選手の方が肘が伸び気味
肩の動きは山西選手は小さく、池田選手の方が大きく動いているのが分かります(動画47’30くらい)
どちらが良い悪いという話と言うより、コースへの相性、という部分では
山西選手の腕振りの方が良かったと思います。
腕が下がると重心が下がりやすく、接地時間も長くなるので坂を上るのに筋力を使います
肩が大きく動くことによって軸の安定が生まれにくい側面もあるでしょう。
実は、実力者のアレバロ選手(コロンビア)2017年世界陸上20㎞競歩金メダルも
坂道に苦労したのか、集団を飛び出して山西選手を追いかけましたが、
アップダウンのコースにスタミナを奪われたのか、早々に後方に下がりました。
実は、彼が2017年世界陸上20㎞競歩を勝った時は、腕振りはもっとコンパクトに腕を抱えていました。
(動画 7:54’00辺りから ブルーのユニフォーム)
※YouTubeで見る、で見て下さい。
今回の2022世界競歩チーム選手権は、
肘が伸びて腕が下がっているのが分かります。
※2つ上の世界競歩チーム選手権YouTube動画で確認してください※アレバロ選手(コロンビア)(37分30秒くらい)
上下動が出やすい選手は、腕振りを下げて上下動しにくくして、
ロスオブコンタクトの動作にし難くするは、よくあるテクニックなので
一概に腕振りが悪い、とは言いませんが、アレバロ選手も腕振りがコースにマッチしませんでした
腕振りが以前のままであれば、もう少し勝負できたのでは?っと思ってしまいます。
ただ、
山西選手の腕振りが良くて、池田選手の腕振りが悪い、という単純な話ではありません。
実際に東京五輪で池田選手は山西選手に勝っている訳ですから。
ただ、山西選手のコースへの対応力の凄さも感じました。
ぜひ、ちょっとした動きの違いも競歩のレースでは注目して見てみて下さい
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